さあハンドメイド製作を始めよう!と意気込んだはいいけど、さあ何を使ってハンドメイドを学ぼうか…教室に体験してみるか動画を見てみるか、など色々とできることは多いですが、書籍で学ぶというのはお手軽かつ包括的に技術が見られることもあり、やっぱりオススメできます。
ということで本記事はこれからハンドメイド製作…そしてあわよくば販売も!と視野に入れてハンドメイド製作を始める方向けに、オススメ本を「厳選5選」でご紹介します。
動画や体験など色々試して見ましたが、やっぱり家でどっしりと腰を据えて製作をするときには、信頼できる書籍と共に取り組みたいですよね。
では、早速みていきましょう。
- 1. ハンドメイド本のAmazonランキングや書籍レビューは参考に
- 2. アクセサリーの作り方がわかる本を2種類まずはお供にして取り組もう
- 3. 辞典系なら!手作りアクセサリーのバイブル「はじめてでもかんたん、かわいい! ハンドメイド アクセサリー事典 140」
- 4. 技術別!ビーズアクセサリーなら「ビーズステッチのちいさなアクセサリー」
- 5. 技術別!UVレジンアクセサリーなら「UVレジンの教科書 基礎がわかれば、デザインは無限大」
- 6. 技術別!プラパンなら「プラバンアクセサリー 型紙をなぞって焼くだけでできる」
- 7. ハンドメイド作家として販売するなら違う観点の本も必要
- 8. 販売を目指すなら「minneで売れっ子ハンドメイド作家になる本」
- 9. まとめ
- 10. (おまけの注意)本に掲載された作品を真似してハンドメイド品として販売は違法!?
ハンドメイド本のAmazonランキングや書籍レビューは参考に
どんな本を買うときにも共通していますが、、本の帯や書店員のコメント、Amazonランキングや書籍レビューが参考になりますよね。
ハンドメイドアクセサリーの本も同様ではありますが、ちょっとやっぱりニッチなこともあり、あまりレビューの数も多くなく、信じきるには少し心配ですよね。
と言うことで今回は、私が厳選したハンドメイドアクセサリーの本のみをご紹介します。
アクセサリーの作り方がわかる本を2種類まずはお供にして取り組もう
総合的に網羅されているものでオススメできるものを1つと、代表的な分野(技術)別に各1冊ずつ選び抜きました。
ハンドメイドアクセサリーには色々なテクニックがあり、人により好き嫌いもありますし、得意不得意もございます。本も、それらのテクニックを広く浅く、辞書(辞典)的に網羅されているものや、一つの技術のフォーカスしたような本があります。
オススメするのはまずその網羅的で辞典なタイプを1冊、そしてもう1冊まず取り組んでみようかなと言う技術に焦点を当てた本を手元に置くやり方です。
もちろん興味がある分野の本をどんどん購入しても構いませんが、浅く試しにやるのであればネットでも情報はあるので、まずは上記のような信頼できる2冊を選ぶと良いです。
辞典系なら!手作りアクセサリーのバイブル「はじめてでもかんたん、かわいい! ハンドメイド アクセサリー事典 140」
広範囲に網羅されている辞典系のハンドメイドアクセサリー本の決定版がこちら「はじめてでもかんたん、かわいい! ハンドメイド アクセサリー事典 140」です。
この1冊だけ手元に置いておけば、アクセサリー製作を始めるには困りません。
アクセサリー作りの指針にとして、辞典的に持っておきたい人気の1冊です。冒頭では基本の材料やテクニック、色々な素材を使用したアクセサリーが紹介されており、初心者でもアクセサリー作りが始めやすい構成になっています。
また、アクセサリーと一口によっても、注力したいのがピアスだったりリングだったりと、人によって変わってきますよね。「ハンドメイド アクセサリー事典 140」は基本的なアクセサリーのカテゴリーは全て網羅されているので、その点も安心ですよ。
初めの1冊として最もオススメできる1冊です。
技術別!ビーズアクセサリーなら「ビーズステッチのちいさなアクセサリー」
ビーズステッチに挑戦するのであれば、まずはこの1冊を手元に置いて置きたいところ。図鑑的、写真集的にも十分に楽しめるのがこの本の特徴。
特に個人的にはパターン柄、いわゆる幾何学模様などが好きなので、見ているだけで嬉しくなってきます。笑
初心者にも取り組みやすい作品が多いので、簡単でも可愛いアクセサリーが作れるんだ!そんな経験を積み重ねるのにぴったりの本です。色合いや柄の合わせ方など、ビーズステッチの良さがあふれていますが、このような色の使い方や、柄の組み合わせは他のテクニックにも応用ができますよね。
知識やセンスを磨くにもぴったりな一冊です。
ただ、ビーズステッチはそもそも割と根気がいる系の技術ではあるので、そもそも単調な作業が無理…と言う方はレジンなど他のテクがオススメです。
技術別!UVレジンアクセサリーなら「UVレジンの教科書 基礎がわかれば、デザインは無限大」
UVレジンアクセサリーって、その名の通り「UVレジン」と言う技術(素材)を使って製作したアクセサリー全てのことを言うんですよね。色々なものをくっつけたり、中に入れ込んだりと、本当にデザインが無限大なんです。
このUVレジンの教科書には111種類の作品が掲載されており、写真も豊富なので見ているだけでも十分に楽しいですね。作りたい作品が見つかることも間違い無いでしょう。
そして「教科書」のタイトル負けしない、基礎がしっかり学べる一冊です。こちらの1冊で基礎を学んだのちに、よりご自分の趣味にあったデザインに特化されている本に進むと良いでしょう。
ただUVレジンを使ったアクセサリーはデザインが無限大なのでつまり、それぞれで必要な材料が異なるので、買い物は増えるのだけネックですね。笑
技術別!プラパンなら「プラバンアクセサリー 型紙をなぞって焼くだけでできる」
プラバンはUVレジンよりもお金を使わずに色々試せる技術ですよね。100円ショップや文房具店でも売っている安価なプラバンを活用できることが人気の秘訣です。
そんなプラバンアクセサリーの本でオススメなのが、「プラバンアクセサリー 型紙をなぞって焼くだけでできる」と言う本。
こちらの本、著者がプラバン作家兼イラストレーターの「福家聡子」という方で、サイトにも素敵な作品がたくさん掲載されています。趣味が合いそうなら買って絶対に損はないですよ。
また、「プラバンアクセサリー 型紙をなぞって焼くだけでできる」の特徴としては実物大の図案が掲載されていると言うところです。やっぱり実物と同じサイズと言うのは真似しながら作れるのは、難易度が下がるのでくじけにくいです。
お子さんと楽しく作るのにも、とてもオススメできる1冊です。
ハンドメイド作家として販売するなら違う観点の本も必要
上記のように辞典的な総合的なアクセサリー本と、好きな技術を使った本を活用しながらハンドメイドアクセサリー製作に取り組むことがオススメなのですが、販売を視野に入れるなら少し違った観点も必要です。
ハンドメイド作家って、職人気質な方が多いんですよね。もちろんこだわりの作りたいものを作るために、ハンドメイド作家を目指すのでそりゃそうだって話ですが…
でもそこを大切にしながらも、どう売っていくかという視点も少しは持つ必要があるんですね。少なくとも、自分の作品を気に入って買ってくれる人はどこにいるのか。そしてその見えない誰かに届けるには、どう届ければいいのか。
小手先のことではなく、根本のところを意識するのは何を売るにしても大切な観点です。
販売を目指すなら「minneで売れっ子ハンドメイド作家になる本」
ネット上でも賛否両論がありますが、私はこの本を一読して損はないと思います。どういう批判があるかと言うと、著者がminneで売っていない!とか、そんな風に売りたくない!とか、そんなようなご意見が多いんですよね。
でも、minnneで売るのも他のネットショップで売るのも、実店舗で売るのも根本の考え方は同じです。その上で「売る」方のスペシャリストがどんな工夫をしているのか、それを知った上で自分のスタイルを模索していくと言うプロセスが大切だと私は感じています。
批判をしている人も、じゃあ自分はどうしていきたいのか、それが見えるキッカケにもなっているので、確実に前進しているんですよね、実は。自分のスタイルを確立させています。
1度お読みいただいて、どんな作品を、どんな値段で、誰にどのように届けたいのか、ハンドメイド製作を通じて何を目指したいのか、そんな自分の心と向き合ってみてください。
まとめ
いかがでしょうか。色々な他の方法で手作りアクセサリの技術を学ぶ方法はありますが、やっぱり書籍は外せないですよね。
動画や教室など、他にも色々な方法で学ぶことができるので、是非自分に合った方法で技術を習得してみてください。
(おまけの注意)本に掲載された作品を真似してハンドメイド品として販売は違法!?
結論から申し上げると、違法です。ハンドメイドの製作系の書籍であっても、販売系の書籍であっても、本に掲載されている作品を作って販売、または類似の作品を無断で製作して販売するのも絶対に辞めましょう。
著作権法違反。
これです、著作権法に違反しちゃうんですよね。稀に許可しているような書籍やWebサイトもありますが、基本(普通)はNGだという認識を持って学びましょう。
もちろん、個人の趣味範囲であればOKです。子どもにあげるくらいであればOKです。利益を求めて販売したら完全にアウトです。笑
最悪の場合、訴えられてしまう可能性もありますからね。
じゃあどこまではOKなの?というところが疑問になりますよね。せっかくお金を支払って書籍で学んでいるのに、それは作れないなんて…
判断基準をお伝えします。
ズバリ、「基本的な技術やデザインかどうか」デザインで言うと、アクセサリーに限らず言えば例えばボーダーとかチェックですかね。いわゆる一般的な名前として知られている模様・デザインであれば著作権は大丈夫です。
一方基本的な技術は少し難しいですが、考え方は同様です。あくまで「一般的に知られている」加工方法であったり縫い方、編み方な度です。ちょっとこれは独創的かも…と思ったら辞めておきましょう。笑
こんなところを心に留めておけば、楽しく技術向上してハンドメイド製作・販売を楽しめるでしょう。
では。