何かの製作や販売を始めてみると、なかなかうまく売らないと利益を出すのは難しいことに気づきますよね。
そこから近所のお店だけでなく楽天やAmazonを利用し始めたりする中で、どうやら卸売・問屋というものがお得らしい…
で、どうやらNETSEA(ネッシー)というサイトがあるらしい。でも、ネッシーって本当に仕入れに良いの?安心して信用できるサイトなの?評判は良いのだろうか。
そんな状況の方がご覧くださっていると思います。本記事は、まさにそのような方向けの記事です。
そもそも卸売・問屋ってなんだ?普通のネット通販とどう違うの…という方は、まずはこちらからご覧ください。ハンドメイドアクセサリーパーツを題材に書いていますが、どんな事業でも共通なことがほとんどです。
関連記事:【激安もアリ】ハンドメイドのアクセサリーパーツ通販はどこがお得?
本記事ではNETSEA(ネッシー)とはから始まり、おすすめの活用法はもちろん、そして注意点までをご紹介します。
本記事を読み終えたら、NETSEA(ネッシー)をどのように使いこなすか、さらに在庫リスク0で売上を伸ばすコツまで習得ができます。
では、見ていきましょう。
公式サイト:ネットで仕入れならNETSEA(ネッシー)
ハンドメイドなどの個人仕入れにもおすすめ卸問屋NETSEA(ネッシー)とは?
ネッシー(NETSEA)の名前の由来はネットで仕入れという言葉からきているらしく素材や部品を問屋・卸売からネットで仕入れることが可能サイトで、会員登録も無料のサービスです。ネッシーは2006年10月にプロ野球でも有名なIT企業「DeNA」が開始したサービスで、既に運営歴は10年以上と、かなりネット通販としては長い実績があります。
運営自体は2015年にフリマ、オークションとCtoCの領域で10年以上実績があるオークファンが12.5億で買収して、さらに拡大を加速しているようですね。現在、NETSEA(ネッシー)はオークファンの100%の子会社になった株式会社SynaBizが運営しています。
NETSEAはネットショップや実店舗を運営する小売店が、商材を卸売価格で仕入れることができる、日本最大級のWEB卸売り・仕入れサイトです。 卸問屋、メーカー、卸売会社など約5,000社のサプライヤーが、170万種類以上の商材を掲載しており、仕入れをしたい小売店やネットショップが、バイヤー会員として商品の購入をいつでも行うことができます。
出典:ネットで仕入れならNETSEA(ネッシー)
会員数(バイヤー)はこの買収が行われた2015年5月時点で25万人と、かなり規模もしっかりしていることが伺えます。
参考:オークファンがDeNAのBtoBマーケットプレイスを12.5億円で買収
あとはこのNETSEA(ネッシー)、サイトの使い勝手もいいんです。さすがはIT系メガベンチャーで実績が豊富なDeNAといった印象です。
私の領域はハンドメイドだけなのですが、NETSEA(ネッシー)には他分野のカテゴリがたくさんあるので、アクセサリーパーツなら『ファッション雑貨』『雑貨』あたりでランキングから見てみましょう。
参考までに、で取り扱っているジャンルを以下にご紹介しますね。
- アパレル
- 家具、インテリア
- ファッション、雑貨
- 食品、飲料
- ビジネス、事務用品
- 美容健康用品
- 家電、AV、コンピューター
- 雑貨
評判の卸問屋NETSEA(ネッシー)は仕入れ初心者にオススメ!個人でも利用可能?
よくみなさんが疑問に思っていることの一つとして、そういう卸売・問屋って業者用じゃないの?会社じゃないと使えないんじゃないの?ってところがありますよね。
結論から申し上げると、NETSEA(ネッシー)は個人でも利用可能です。正確には、「個人事業主」になる前提で、だとは思いますが。
あ、開業届けとはなんぞやという方もいらっしゃいますよね。本来はハンドメイドでもなんでも、何か事業を始める時に、届け出を本当は出さないといけないんです。
開業届けを簡単に作成することができるアプリもあるので、開業届がまだのかたはぜひご利用になって見てください。
オススメ:個人事業の開業手続きを無料、簡単、最速でするなら「開業freee」
NETSEA(ネッシー)では、会社名とネットショップのURLを登録時に書く項目があるので、開業するときの予定で名前を記入して、URLはあれば埋めましょう。(無記入でも通るようですが・・・)
ネッシーは仕入れ問屋の中では王道サービスの1つであり、日本のサイトなので初心者にも優しいサイトと言えます。
ここからはそんなネッシーの、オススメの活用法ほうをご紹介します。
個人のアクセサリー販売を事例に解説!卸問屋NETSEA(ネッシー)のオススメ活用方法
NETSEA(ネッシー)を使ってみる前にちょっと尻込みしてしまうのが、サイト内の情報が著しく少ないこと、またサイト内の卸売価格が会員にのみ公開ということですよね。
でも、上述したようにNETSEA(ネッシー)の運営元は信用・安心できますし、入会金・月会費は無料なのでまずは登録してみて損はないですよ。
公式サイト:ネットで仕入れならNETSEA(ネッシー)
ここからは登録した上で、どのような活用ができるかを解説します。特に、副業で小さく始めたようなビジネスを対象に、アクセサリー作りをイメージした事例でオススメをご紹介していきますね。
少量で仕入れられる業者を選ぶ
NETSEA(ネッシー)では大きな会社しか取引しないサプライヤーもいれば、少ない商品からの仕入れを受け入れてくれるサプライヤーもいます。
個人で小さく始めているハンドメイド作家にはうってつけですよね。そんなに膨大な素材・パーツを仕入れていては赤字赤字になってしまいますから。
minneやCreemaを見ているとなんでそんなに安く売れるのか…とかいう気持ちにもなったりしますよね。そういう方は決まって、信頼できる卸売業者とおつきあいがあるはずですよ。(ネットとは限らないですが)
少量の卸売の会社でいいところが見つかると、さらにいいこともあるんですよね。それは小売のネットショップでも取引しているショップは多くない可能性も高く、ネット販売でも競合しにくいということです。
商品数が少ないものをうまく選定すると、コストを抑えるのに加えて差別化にもなる、ということです。
本当に安く仕入れる業者を選定する。
しかし注意しなければならないのが、本当に安いのか?ということです。卸売サイトと聞いて飛びつくのではなく、卸売価格といえど比較をして見てください。そんなに入念にする必要はないですし、ちゃんとした業者なのかな?という判断軸を持つだけで結構です。
具体的には、その類似の商品が出てくるようにAmazonや楽天で検索をかけて見ましょう。すると、いわゆる安いと言われている価格が出てきますので、それと比較して高ければその業者との取引はやめればいいんです。
このように疑いの目を持ちつついい商品を探す心がけが必要です。
ちなみになぜそのようなことが起こるかというと、卸売価格、と言いつつただのネットショップ的に利用している業者もいるからなんですね。
不定期に催されるゲリラセールを活用しよう
楽天のSUPERSALEとかお買い物マラソン的に、お得なイベントがNETSEA(ネッシー)にもあるんです。
その名も「ゲリラセール」。これが結構頻繁に開催されておりまして、頻度としては「毎月」開催されています。
楽天と違うのはNETSEA(ネッシー)はポイント制ではないので、ダイレクトに割引で恩恵を受けられる感じですかね。
卸問屋NETSEA(ネッシー)の注意点はやっぱり信用ができない中国業者との取引
運営自体はオークファングループで安心と申し上げたのですが、やっぱりこの問題はネット通販では切っても切り離せない関係にあります。
卸売・問屋になると多くは結局のところ、中国業者なんですよね。
運営は日本でサイトも日本なので使い勝手も良いですが、その先のサプライヤーの多くは中国、というイメージです。
値付けの考え方と同じく、長期で良い関係性が築けそうな信頼できる業者を見つけることに努めましょう。
ある種、ちょっと受け入れる心も必要なんじゃないかな、というところもコツとしてお伝えしておきますね。例えば、中国業者では以下のようなところは頻繁に起こり得ますので…
- 画像とイメージが違った
- 納期を普通にすぎて届く
- 欠品が多い
(参考)【失敗談】アパレルせどり~卸問屋ネッシーでのトラブル事例。ネット問屋で仕入れは注意!詐欺?
全ての中国業者がよくないわけではありませんから、注意をしつつ、一部は許容する心を持ちましょう。
それを踏まえても、NETSEA(ネッシー)を使って仕入れることにはメリットが有り余るほどありますからね。
NETSEA(ネッシー)は審査がなく誰でも登録できる仕入れサイトなので、正直知っている人が多くなればなるほど優位性が無くなります。しかし、商品数の豊富さについては間違い無いので、市場調査として利用するだけでも十分に登録価値があります。
最後にここでは、NETSEA(ネッシー)とは少し立ち位置の違う、でもオススメできるサイトをご紹介します。
番外)ネッシーとは違う観点でオススメできるTOPSELLER(トップセラー)とは?
こちらはアクセサリーの「製作」とは観点が異なるのですが、「仕入れて売る」のではなく、「売れてから仕入れて売る」のようなイメージのサイトです。
安く仕入れて少し高く売って、差額で儲けるのが販売の基本ですよね。ここで問題になりうるのが、「在庫」。どんなに差額が大きく利益が出るはずだとしても、仕入れる量を一歩間違えるとすぐに赤字になり得流のです。
でも、トップセラーの仕組みだと、在庫リスクが無いのです。
商品は25万点以上ある中から、自分のショップに合ったものを選択して販売するのですが、5商品までは無料で利用ができます。
例えばハンドメイドアクセサリー作家の方であれば、作業台・撮影ボックスなど、製作のお供と言えるいくつかの商品を取り扱うだけでもOKです。
アクセサリーを作って売るのは、楽しいし嬉しいですが売上をある一定の段階を越えると伸ばすのが難しくなってきますよね。そこで、こういったまとめ買いを促すのは、一つの手ということなのです。
ハンドメイド作家でもなくても、ご自身のメイン商品とセット、ついでになり得るような商品を、トップセラーで取り扱うという戦術がオススメできます。
オススメ:トップセラー
まとめ
いかがでしたでしょうか。近所の手芸屋さん、楽天やAmazonでの仕入れから、卸売・問屋での仕入れに挑戦するなら、NETSEA(ネッシー)で試してみると良いでしょう。
すぐに仕入れには至らないとしても、市場調査的な意味でもなかなか勉強になります。
まずは登録して、サイトを調査して見ましょう。
ネッシー(NETSEA)の無料登録はこちらから「ネットで仕入れならNETSEA(ネッシー) 」
では。