ハンドメイド作品を作るときに、100円均一の材料は気になる存在ですよね。手に入れやすいし、試しに使ってみるにはいい選択だと思います。でも、100円ショップの材料で作っても大丈夫?
100均の材料で作ったハンドメイド作品ってちゃんと売れるの?と疑問に思いませんか?ここでは、そのような疑問にお答えします。
100均の材料で作ったハンドメイド作品を売るコツや、参考作品も紹介しますので、100均のハンドメイド作品を作る際の参考にしてください。
著作権や商標権など、100均のハンドメイド作品を作る上でおさえておきたいポイントも解説します。
ダイソーなどの100均材料のハンドメイドを売るコツ
ハンドメイド作品を作るにあたり、活用しやすい材料といえば100均のアイテムです。
- ハンドメイド作品を売りたいけど、100均の材料は使って大丈夫?
- 100均の材料で作ったハンドメイド作品はちゃんと売れるの?
- 100均材料で作ったハンドメイド作品を売るコツはあるの?
といった100均材料にまつわる疑問にお答えしていきます。要点は、以下の通りです。
- 100均材料を使ったハンドメイド作品は売るのはOK
- 100均材料を使ったハンドメイド作品を売るコツ
- 100均材料を使った作品のインスタ紹介
- 売るのはNGなもの、著作権と商標権の話
- まとめ
100均材料の著作権や商標権についてだけ知りたい方は、後半まで飛ばしてくださって構いません。
ではさっそく、100均材料で作ったハンドメイド作品は売ってOKなの?という点から詳しく紹介していきます。
100均の材料で作ったハンドメイド作品を売るのはOK!
現在の100均のハンドメイド用アイテムのバリエーションは目を見張るものがありますよね。
ダイソー・セリア・キャンドゥなど、100均メーカーそれぞれがハンドメイドコーナーができ、さまざまな材料が気軽にゲットできるようになりました。
100均には、布・糸・アクセパーツ・ワイヤー・テープ・粘土・木製アイテムなど、とにかく色々使える材料が揃っています。
結論から言うと、これらの100均材料を使ったハンドメイド作品を売るのはOKです。
どこのサイトも「100均の材料を使ったハンドメイド作品は販売禁止」とはなっていません。100均の材料で作品を作っても、安心して売ることができますよ。
ハンドメイドネット販売を活用して売る場合は、著作権など、注意しなければならない点はあります。
販売するにあたり、おさえておきたい著作権や商標権に関しては、後半で解説しています。
100均材料を使ったハンドメイド作品を売るのはOKとわかったところで、次の疑問は「本当に売れるの…?」という点ですよね。
ここからは、100均材料で作ったハンドメイド作品を売るコツを詳しく紹介します。
100均の材料で作ったハンドメイド作品を売るコツとは?
なぜ、100均の材料で作ったハンドメイド作品はちゃんと売れるのか?という疑問を抱いてしまうのでしょうか?
100均の材料を使うとチープに見えがちですし、購入する側が100均材料を使っていることに気付いた場合「100均かぁ…」とテンションが下がる場合がほとんどだからです。
100均の材料を使うと、どうしてもマイナスイメージがつきまとうのが事実です。
でも、100均の材料を使ったハンドメイド作品でも質の良いものを作ってちゃんと売れば売れます。
100均の材料を活用してハンドメイド品を売るにはクオリティを意識しよう
100均一の材料を活用してハンドメイド作品を作るときは、よりクオリティの高い作品を目指す必要があります。
それは、ハンドメイド作品を買う側の目は肥えており、現実は厳しいからです。
100均の材料を使っていると分かった時点で、実際に購入するかどうかのジャッジが厳しくなります。
自分がハンドメイド作品を購入する立場になってみたら、イメージができますよね。では、100均の材料を使ってハンドメイド作品を作る場合、クオリティの高いものを作るにはどうしたら良いのでしょうか?
もともと、100均材料は質の悪いものではありません。
ハンドメイド材料は、材料販売サイトなどから購入すると、確かに原価は抑えられます。でも、質に関しては絶対良いとは言えません。
安く売られているということは、質もそれなりと言っていいでしょう。材料の質や強度の問題は、あとあとトラブルのもとになりかねません。
ハンドメイドの材料は、作る前にしっかり自分でチェックする必要があります。
話を戻しますが、100均アイテムは厳しい検品をしっかり通って店頭で販売されているので安心安全と言えます。
100均の材料を使ったハンドメイド品のクオリティをあげるコツ
100均材料が質が良いと分かったところで、クオリティの高い作品を作るにはどうしたら良いのでしょうか?
結論から言うと、クオリティの高い100均ハンドメイド作品を作るコツは、大きく3つあります。
- チープ過ぎない材料を選ぶ
- 作品の一部に100均材料を活用する
- 仕上げにこだわる
100均のハンドメイドキットのみを使い、100均使いました感満載の作品を作っても正直売れません。作品にオリジナリティを加え、アレンジすることがクオリティを上げることに繋がります。
活用する100均材料は、安っぽく見えるものは避けて選ぶようにします。また、100均アイテムは作品の一部にのみ使用するのがオススメです。
ハンドメイド作品にとって仕上げは重要です。作品にはよりますが、
- 布作品はアイロンをかける
- 金属パーツや皮、レジン作品は磨く
- アレンジで高級感をプラスする
という細かい点に気を配るだけでも違います。
特に、作品に金属パーツや皮パーツをアレンジすることで既製品のように見栄えが良くなる傾向があります。
100均材料でもアレンジは可能なので、余力があれば挑戦してみてください。
出品時の撮影を工夫することでもクオリティが変わる
ハンドメイド作品を売るためには、売れるための写真が必要です。ハンドメイド作品販売アプリを見てみると、いかに写真が重要な役割を担っているかが分かります。
購買意欲をそそる写真を載せるのは、売るためには必要不可欠です。
売れる写真を撮るコツは、以下のように大きく3つあります。
- 作品を分かりやすく紹介するために色んな角度から撮る
- レフ板を活用する
- 演出小物を活用する
レフ板は必須ではなく、白い布や白い板などで代用することができます。しっかり演出して、より作品を美しく可愛くみえる写真を使用しましょう。
クオリティの高い100均ハンドメイド作品の紹介
作品そのものを作る際の参考になり、写真の撮り方の勉強になるのがインスタです。ここからは、インスタ上で話題の100均ハンドメイド作品を紹介します。
どんな100均材料を活用したらいいの?とか、具体的な写真の撮り方は?迷った時はインスタの100均材料ハンドメイド作品を参考にするのがオススメです。
・イヤリング
・タッセル
・コースター
・押し花スマホケース
・巾着袋
どの作品もクオリティが高く、買いたくなる演出ですよね。コピーは当然NGですが、作品を作る際の参考にしてください。
100均材料のハンドメイドで販売NGなものの判断軸と著作権について
作品を実際に作り販売する場合に必ずつきまとうのが著作権・商標権です。ここからは、ハンドメイド作品を作るにあたり、おさえておきたいポイントを紹介します。
作品を個人的に楽しむならOKですが、ハンドメイド作品を販売するにあたり、守らなければならない決まりがあります。
ここでは、100均材料を使ったハンドメイド作品と著作権・商標権についてお話します。
おさえておきたい著作権と商標権の話
©︎マークが著作権をあらわすマークということは知っていると思います。実は、著作権は特別な手続き無しでも発生する権利です。
オリジナルの作品を世の中に発表して、商用に使うのはダメです。と言った段階でも著作権が発生します。
一方、商標権は特許庁に許可が必要な権利です。どちらの権利も失効や更新など、細かい規定が存在します。
ハンドメイド作品を販売する場合は把握しておくべき権利なので、しっかりおさえておきましょう。
100均にまつわる著作権
100均材料を使ってハンドメイド作品を作って売る場合、気をつけたい点があります。
- 使って大丈夫な材料を選ぶ
- 権利を侵害する作品を作らない
という点です。
100均材料を使ってハンドメイド作品を作り販売したい場合、特定のキャラクターなどが使われていない材料はOKと考えていいでしょう。
例えば、無地やボーダーなど柄物の材料になります。有名キャラクターやマリメッコなどが使われている材料は、ハンドメイド作品には使えないのは有名な話です。
有名キャラクターを模した作品を作り、そのキャラクターをうたうこともNGです。また、スワロフスキーをうたったりすることもNGです。
ブランドは、ブランドそのものを守り、ブランドイメージを守らなければなりません。作品を作り販売する以上は、そのルールは必ず守りましょう。
まとめ
いかがでしたか?100均材料は、ルールを守れば活用方法は無限です。
マイナスイメージがつきまとう100均材料も、写真による紹介の仕方や、作品そのもののクオリティの高さでカバーすることが可能です。
注意点やコツを意識して100均を大活用しましょう。
それでは。