ハンドメイドイベントに参加していると、近年はクレジットカード対応をしてタブレット端末をレジとして利用しているお店が増えて来ていますよね。
この流れに乗って、クレジットカード対応をしたレジを導入した方が良いのかな?本記事は、そんなことを考えているハンドメイド作家様向けの記事です。
結論から言うと、レジの導入は必須と言っても過言ではございません。本記事ではその理由として、レジを導入するメリットデメリットを3つずつご紹介します。
本記事を読めば、クレジットカード対応したレジを導入するかどうかの判断基準を知ることができます。
では、早速見ていきましょう。
前提:ハンドメイドイベント出店で使えるレジや決済端末は無料から導入可能という事実
まず意外と知られていない事実なのですが、スマホやタブレットと接続して利用するクレジットカード決済端末は無料から利用できてしまうのです。
出典:Coiney公式HP
いわゆる、このようなものですね。なぜ無料から使えるかと言うと、キャンペーンでよく端末料金が無料になるからなのです。
ハンドメイド作家のように常設店舗がない個人事業主でも審査が通るカード決済端末はCoineyとSquareと言うものがあるのですが、どちらも2019年7月現在の端末料金は無料です。
支払う利用料は、手数料のみです。
そして、このようなカード決済端末と連携できるレジアプリも、無料から利用することができると言うことです。
ハンドメイド作家がイベント出店時にレジを導入する3つのメリットとデメリット
さて、ここからが本題です。無料から導入できるならとりあえず導入して使いながら、メインで使うかどうか決めればいいんじゃない?そう思った方もいらっしゃいますかね。
正直に申し上げますと、私もその考え方です。もっと言うと、CoineyもSquareも導入してみて、使いやすい方を使えばいいと思っております。
でも、そうは思い切れない方も多いかと思いますので、メリットデメリットをしっかりと把握していきましょう。
メリット1:イベント出店でもレジ/決済端末があるとお店の信頼性が上がる
まずは小さなところですが、共感もしやすいのがお店の信頼性の話です。機械があることに信頼を置くと言うよりは、このようなシールや置物です。
出典:Square公式HP
こう言うものがあると、ちゃんとした店なのかな?と信頼性がアップしませんか?
ハンドメイドイベントで、特に海外からの素材を集めているようなお店だと、どうにも怪しいお店とかもありますよね?(悪いことをしている訳でないのにすみません)
そのようなお店との差をつけると言う意味でも、レジの導入はメリットになるのです。
メリット2:現金管理の自分の負荷(コスト)が軽減する
次にお伝えしたいのが、やはり現金管理の作業負荷軽減です。もちろん、決済の全てがカード決済になる訳ではないのですが、それでも実は現金管理にはかなりの負荷がかかっているのです。
この時に考えて欲しいのが、実際のイベント時の作業負荷ではありません。確定申告の時の作業負荷です。
SquareやCoiney経由での売上が伸びれば伸びるほど、確定申告のための帳簿付けが楽になるのです。
手数料3%ほどのメリットを感じられないと判断されて導入を見送るケースが多いですが、確定申告まで考えると間違いなくメリットが上回るはずです。
メリット3:客単価が上がることで結果的に売上が上がる可能性も大
それでも現金の方が良いのでは?と思っている方に、1つデータをご紹介します。それは、カード決済端末を導入することで「客単価」が上がるという事実です。
これは客観的なデータで飲食店をはじめあらゆる業界で知られている事実であり、ハンドメイド業界もまた例外ではないはずです。
客単価が上がることで、結果として売上UPに繋がるという可能性が大いにあると言う訳です。
デメリット1:入金が遅れる
ここからはデメリットを3つご紹介していきます。まず1つめとしては、入金が遅れると言うことです。
とはいえ何ヶ月も遅れる訳ではなく、現金の即手に入る感覚と比べると遅いと言う意味合いです。
生活がかつかつで即現金がないと危険な状況にある方でなければ、さほどデメリットにはならないのかなと言う印象です。
デメリット2:学習コストがある
デメリットの2つめとしては、使いこなすまでに少しだけ慣れが必要と言うところがあります。
機械が得意でない場合は、1,2時間は触ってみたり説明を読み込む必要があります。
でも、その程度です。長く見積もってもはじめに数時間だけ時間を費やせば、あとはサクサクと使いこなせるはずです。
また、サポートも充実していますので、何か不明点が会った時は質問ができると言うのも嬉しいですね。
デメリット3:災害に弱い
デメリットの3つめ、あえてあげるとするならば災害への弱さでしょう。現金は究極のオフラインなので、何があろうとそのお金が有る限り利用ができます。
カード決済端末・タブレットやスマホのレジアプリだと、いわゆるネット回線がないと利用ができません。
何かあった時は利用できなくなる可能性がある、と言うことは頭の片隅に入れておくべきと言うことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。デメリットと言いつつも、クリティカルなものはないと言うのが私の結論です。
機械音痴でどうしても使うことができるイメージがわかない・・・と言う方は是非、知り合いのハンドメイド作家さんや、イベントで近くなった作家さんに実際に機械を触らせてもらうと良いでしょう。
それ以外の方は是非、CoineyもSquareも試しに導入して、がっつりと使っていくかを検討してみてください。
では。