minneとCreema以外もある!ハンドメイド販売サイト徹底比較(ミンネ/クリーマ/iichi/ココナラハンドメイド+α)

minneとCreema以外もある!ハンドメイド販売サイト徹底比較(ミンネ/クリーマ/iichi/ココナラハンドメイド+α)

ハンドメイド作品に興味を持って、買うようになり、作るようになり、いよいよ自らのハンドメイド作品を売ってみようかな?そんな方でも、色々な悩みが出てくると思います。例えば、

  • サイトで売るならどこがおすすめなの?
  • 手数料って何?サイトごとにどんな違いがあるの?

などなど。そして結局、はじめにどこで売ればいいの?こんな悩みを持つのは普通のことです。

本記事は、そんな悩みを解決する記事です。

本記事の内容

  • 大手ハンドメイド販売サイトの特徴や違い
  • これから期待されるハンドメイド販売サイトのご紹介

有名なハンドメイドマーケットの徹底比較に加えて、これからの展望まで含めてご紹介します

大手ハンドメイド販売サイトの評判を徹底比較(minne/Creema/ココナラハンドメイド/iichi)

はじめに、いわゆる人気の大手ハンドメイドマーケットの特徴まとめをご紹介します。売るときに必要になってくる観点は、主に以下です。

  • どんなお客様がいるか =ユーザー層
  • サイトの利用に費用はかかるか =ランニングコスト
  • 売上が上がったときに販売サイトにお金を支払う必要があるのか =手数料

イメージはそんなに難しくないと思うのですが、例えば自分の作っている作品が女子大生に売りたいような作品のときに、30代女性ばかりが利用しているサイトでは売れにくいですよね?

また、売れないのにお金がかかってしまっては初心者にはなかなか難しいですし、売れたのにがっぽりお金を持っていかれてしまっては、赤字になりかねないですよね。笑

そんな観点をなんとなく持って、見て行きましょう。

販売サイトユーザー層販売手数料
minne20代-30代女性10%
creema20代-40代女性※minneより少し大人め。8-12%
ココナラハンドメイド20代~30代女性一定期間無料※初心者には意味ない
iichi他より男性も気持ち多め。特にナチュラル系お洒落。20%

こんな感じですかね。ちなみに大手のハンドメイドマーケットではどこも現在はランニングコストはかからないので、差は出ませんでした。

ハンドメイド販売サイトを比較する上での選び方は?評判を見極めるコツ。

表でパッと見せられても正直あんまり差がわからない…となってしまうのが正直なところですかね? では結局、どの観点で比較すればいいのでしょうか。

ほかに思いつく比較観点としては、先ほどの表以外には例えば以下のようなものが考えられます。

  • ハンドメイド販売サイトの「使いやすさ」
  • ハンドメイド販売サイトの「安全性」
  • 運営会社の「サポート」
  • 今後そのハンドメイド販売サイトの「人気がUPする可能性」

このあたりも観点として考えられますよね。もちろん、人によって重要視すべきことが変わってくるので、その辺りも含めてどこがどうおすすめできるのかをご紹介して行きましょう。

ちなみに使いやすさや安全性に関しては、上述の大手ハンドメイド販売サイトはどこも大きな差はないと考えて良いでしょう。

ここからは、具体的にその人のタイプ別に観点と合わせておすすめサイトをご紹介します。

ハンドメイド作家タイプ1: 売上をとにかく早めにあげたい人

「売れた」という経験をどうしても早くしたいのであれば、正直一番オススメになってしまうのは実はメルカリです。が、後述のように他の観点を考えるとあまりオススメはできません。

では、大手のハンドメイド販売サイトではどこがおすすめなのか、結論から申し上げるとminneなのですが、その理由を見て行きましょう。

自分の作品にあった「利用ユーザー」がいるサイトが良い

ハンドメイド販売サイトにも、それぞれの運営会社の方針などから、それぞれ色があります。TOPページの雰囲気からも感じとれるので、自分の作品はどこにあっていそうかは考えて見てください。

また、売れている作品、人気!と出ているようなハンドメイド作家さんの作風や価格帯、そしてジャンルなどもチェックすると良いでしょう。

この辺りを見ていくことで、利用ユーザーが見えてきます。自分の作風に近い販売サイトを選びましょう。

ただ、正直iichiがかなり職人系、という以外は大きな差がないのが現状です。ということで、とにかく売上を!というかたは次の観点が最も大切になってきます。

ユーザー数が多いサイトが良い

結局ここの起因しますよね。ということで、とにかく売上を!という方は一番盛り上がっているハンドメイド販売サイトを選びましょう。

ちなみに、2018年9月現在は圧倒的に「minne」です

ということで、このタイプの方はminneをはじめに利用することがオススメです。

ハンドメイド作家タイプ2: 売れる自信はあるのでうまく利益を出していきたい

この場合に比較のポイントになるのは、「販売手数料」です。こちらも結論から申し上げると、minneがオススメということになるんですね。

基本のおさらい:販売手数料とは

販売手数料とは、作品が売れたときに、売上金に応じて手数料が引かれるシステムです。例えば、手数料が10%のサイトで1000円の商品が売れた際には、1000×0.1=100円をその販売サイトに取られることになります。

手数料が最も安い大手ハンドメイド販売サイトは?

さて、おさらいになるのですが、手数料が安いのはどの販売サイトでしたか?

改めて販売手数料を比較してみると、「ココナラハンドメイド」と「minne」の2つ。一律10%で最も安いですね。

ココナラハンドメイド は手数料が無料となっていますが、期限付きなので初心者にはあまり嬉しくありません。他のサイトでの実績が出てきてから、ココナラデビューがおすすめです。

ということで、オススメは圧倒的にminneということになります。

タイプ3 売れるハンドメイド作家になるべく、手順などの充実したサポートが欲しい

自分用に色々なハンドメイド作品を作って見て、作る方にはあまり不安が無くなっても、いざ売るとなると不安も大きいですよね。

そのような場合には、

  • マニュアルが充実している
  • 集客サポートが充実している

このあたりがしっかりしているハンドメイド販売サイトを使いたいですよね。この場合にも結局、minneがオススメになってしまうんです。笑

マニュアルの充実さは見ていただければわかると思います。また、集客については上述のようにユーザー数が圧倒的という点ももちろんなのですが、色々なイベントが行われていることも魅力です。

ゆくゆくは自らで色々なマーケティング施策をして、新規の顧客獲得や既存顧客にいかに複数回購入してもらうかを考えていくのは大切な観点ですが、まずは良いモノを作って行きたいですよね。

まずは作品の魅力をUPさせて、売れる可能性をあげたいのであればやはりminneからスタートするのが間違い無いでしょう。

ハンドメイド販売サイト4社の特徴をさらに(ミンネ/クリーマ/ココナラハンドメイド/イイチ)

色々な考え方、性格の人がいますがまずはminneからやって見ましょうという結論を繰り返しました。

ここからは、今後のための情報として、各販売サイトの特徴をもう一歩詳しくご紹介します。

minne(ミンネ)

販売サイトminne
ユーザー層20~30代の女性
初期費用無料
月額費用無料
販売手数料10%
振込日月に1回、毎月月末〆の翌月末支払い
振込最低金額1,000円
振込手数料172円
一言国内最大、集客力No.1。プロでも外せず、アマにも可能性十分。

Creema(クリーマ)

販売サイトCreema
ユーザー層20~40代の女性
初期費用無料
月額費用無料
販売手数料8%-12%
振込日申請した月の翌月末日支払い
振込最低金額設定なし
振込手数料30,000円未満は172円、30,000円以上は270円※ジャパンネット銀行の場合は一律54円
一言大人ハンドメイド。売上に自信があるなら手数料もお得。

ココナラハンドメイド

販売サイトココナラハンドメイド
ユーザー層20~30代の女性
初期費用無料
月額費用無料
販売手数料10% 登録後、一定期間は手数料無料
振込日申請が1日-15日の場合、同月20日申請が16日〜月末の場合、翌月の5日
振込最低金額1,000円
振込手数料160円 ( 3,000円以上の振り込みは無料 )
一言ココから拡大に期待。実績あげたら手数料無料を大活用すべし。

ちなみに運営会社の比較をするならば実はココナラが最も伸びていて今後の可能性が大きいです。ハンドメイドはサブ的な存在ではあるのですが、本家「ココナラ」が日本最大級の知識・スキルの販売マーケットとして地位を確率しつつあることも考えると、まだまだココナラハンドメイドが伸びる余地はありそうですよね。

iichi(イイチ)

販売サイトiichi (イイチ)
ユーザー層30代〜50代の男性・女性
初期費用無料
月額費用無料
販売手数料20%
振込日申請が1日-15日の場合、同月20日申請が16日〜月末の場合、翌月の5日
振込最低金額1,000円
振込手数料30,000円未満は172円、30,000円以上は270円※ジャパンネット銀行の場合は一律54円
一言こだわりNo.1。職人No.1。iichiで存在感を見せるのもブランド。

[番外編1]大手ハンドメイド販売サイト以外で売る方法(メルカリ/インスタグラム/BASE)

ハンドメイドが好きでハンドメイド作品を購入することが多かった方はご存知のところですが、ハンドメイド作品を売る方法は、販売サイト以外にもいくつかあります。

たとえば、自分のお店を物件借りて作らなくても・・・

  • 町の店で「委託販売」
  • 東京ビックサイトやパシフィコ横浜などの「大型イベントに出店」
  • メルカリなどの「フリマアプリに出品」
  • インターネットに「自分のネットショップを開設」

などで製作したハンドメイド作品を販売することができますね。ただしどれも初心者におすすめ、とまでは言い難いので、今後の参考程度に覚えておきましょう。

最後に、今回紹介している販売サイトに加えて使う可能性の高い、フリマアプリとオリジナルネットショップについて簡単にご紹介します。

メルカリなどのフリマアプリ

メルカリなどの「フリマアプリ」を使うことでも、ハンドメイド作品を売ることができますね。しかも、売れたものの約半数が24時間以内に売れている、というCMやWebでの言葉があるように、本当に売れるものはすぐに売れます。

試しに売る、という意味ではやって見ても良いかもしれません。

しかし、個人的にはあまりおすすめとは言えません。理由としては、メルカリなどのフリマアプリは値下げ交渉が当たり前の文化になっておりあまり気分がよく無いからです。

ただし、売れるものは売れるのと、感覚的な話にはなってしまうのですが、他のハンドメイド専門のサイトに比べるとあまり吟味せずに買ってくれる印象です。

売れる経験を体験したい場合には、やってみる価値はあるかもしれませんね。

Instagram(インスタグラム)

Instagram(インスタグラム)を活用しても、ハンドメイド作品の販売ができるようになりました。ただし、ハンドメイド作品をInstagramに急に投稿して売れる訳ではなく、minneやBASEでハンドメイド作品をすでに売っている人が、そこと連携させて売るイメージです。

実際、Instagram(インスタグラム)で人気のハンドメイドアカウントなども多くあり、お客さんに届くチャネルが増えるというメリットはかなり大きいです。

ゆくゆくは挑戦したい販売手法の一つだと、覚えておきましょう。

自分オリジナルのネットショップ

自分のための、オリジナルのネットショップ(オンライン通販)を作成してハンドメイド作品を販売するというのも理想的ではありますよね。

0からホームページを作るなんて・・・ほとんどの人が無理ですよね。笑

でも今の世の中、便利なものがあるんです。「BASE 」というサイトを使えば本当に30秒ネットショップの開設ができてしまいます。

初期費用やランニングコストは0で、作品が売れたときに販売手数料が引かれます形なので、minneやCreemaと同じですね。

Google検索からショップに流入を得ることはすぐには期待できないのですが、作っておいて損はありません。なぜなら、InstagramやFacebook、TwitterなどのSNSが今はありますからね。

それらからのリンクを貼ることで、アカウントのブランディングにもなりますし、何よりBASEで作ったホームページ自体で自己紹介にもなりますからね。

ご興味ある方はぜひ、オリジナルネットショップを作って見てください。

[番外編2]作らないで売るものづくりマーケット「monomy」

まだまだこれからのサービスで、期待の意味も込めてご紹介するのが、monomy (モノミー)というサービス。このサービスはものすごい画期的で、これからハンドメイドアクセサリー製作を初めてみようかな?という方の入り口に最適なアプリとなっています。

理由は簡単、このアプリ…アプリ上でアクセサリーを作ることができて、さらにそれを売ることができるのです。実際、ほとんどの商品が売れてい無いとは思うのですが、製作して見たいけど思いつかないかも…という方や、どんなものが人気があるのかなど、SNS的に覗いてみることもオススメです。

実際にmonomyで商品が売れると売上の10%が作家に入ってくるので、ちょっとしたお小遣い稼ぎにはなりますね。しかも実際に売れた時は代理で運営会社の人(?)が作って発送してくれるので、在庫リスクもなし、梱包など配送にまつわる面倒なところもゼロなのです。

すでに他で売れているシンプルなアクセサリーをmonomyで出品して、他SNSからリンクをつけて量産的に売るなど、使い方によっては今も可能性はあります。

運営会社的にもサービス的にもまだまだこれからのサービスなので、今後も注目して行きましょう。

関連記事:【徹底調査】monomyで稼ぐのは可能?評判と売れるコツ【モノミー】

まとめ

色々なサイトやフリーマーケット(フリマ)など、まだまだハンドメイドを売る手段はありますが、まずはminneからスタートすることがおすすめです。

1つのサイトで慣れてきたら、他のサイトやリアルなイベントなど、販売チャネルの拡大を狙いましょう。

では。

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