【パクられないコツ】ハンドメイド作品を真似された時の対処法

【パクられないコツ】ハンドメイド作品を真似された時の対処法
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ハンドメイド販売で売れるようになると、模倣されたかも!?と嫌な気持ちになったり、説明文まで丸ごとコピー?のような、びっくりする作品が販売されているのに遭遇したりするんですよね。

本記事は、真似された!パクられた!どうすればいいの?とにかくやめてほしい!そんな状況の方向けの記事です。

およそ3分程度で読める分量でして、次の行動が見えてくるような内容にしております。

では、早速見ていきましょう。

関連記事:パクり・クレームトラブルを事前回避!ハンドメイド販売の注意点

著作権や商標を知らないからパクられる。「特許取ってないでしょ?」

正直minneやCreema、さらにはメルカリなどでは、正直著作権や商標、特許などについて疎い方が多いですよね。

挙句の果てには、「特許取ってないでしょ?」のように開き直ってくるような方もいるくらいです。笑

私は仕事で出版社の編集などもしてきたのである程度著作権について知識はあるのですが、ハンドメイドの著作権ってそれでもなかなか難しいんですよね。


難しいというか、曖昧なんです。

盗作された!minneやCreemaで作品を真似された時の対処法コツ

商標は、「マクドナルド」とか「ZOZOTOWN」とかそういうものでして、登録が必要なんですよね。しかも同じ名称でも、分野(カテゴリ)が違えば使える、といった感じのものです。

ハンドメイド 作家で商標登録しているかたは、ごくわずかなんじゃないですかね?

同様に特許も、ハンドメイド作家で取得している人なんて・・・相当少ないはずです。

そして、やっぱり問題なのは著作権なのですが、上述したようになかなか曖昧なんですよね。どういうことかというと、正確な表現ではないですが、イメージ的には以下です。

「誰が作っても同じようなものには著作権は発生しない」ということ。例えば洋服で言えば基本的なボーダーとかチェックとかですね。

ユニクロで買っても無印で買ってもだいたい同じですよね。

ハンドメイド作品に関していうと、「どこからが完全オリジナルと断言できるのか」判断が難しいということです。

なのでちょっとこのような知識のない方に真正面から戦うというのも結構コスパの悪いことでして、モラルに訴えても通用しない。

では、どう対処していくべきなのでしょうか。私の経験からの結論をお伝えします。

プロフィールにやんわり伝えよう

やんわりと、というところがミソなのです。たまにものすごい強気な文章を書かれている作家さんをお見かけしませんか?

でも、それって結構なリスクなんです。なぜかというと、どうしても強気な文章ってお客様からすると高圧的に感じるとか、少なくともプラスには感じないんですよね。

つまり、お客様が減るリスクがあるということです。

だからこそ、とっても優しく伝える形がオススメ、ということです。

説明文はあくまで「お客様目線」を徹底しましょう。

事務局への連絡はしてOK

ただし、悪質だなと思う場合には事務局への連絡はして見ましょう。

直接対決はどうしても気分も悪くコスパが悪いのでオススメしませんが、削除など対応がある可能性があるなら動いておいて損はないですよね。

あまり期待せずも、運営には連絡をしておきましょう。

真似されるレベルになったと前向きになるべし

最低限のプロフィール作成と、事務局への連絡をしたら、あとは積極的に戦うことはもうありません。

心持ちとしては、ハンドメイド作家として真似されるレベルになったのだと、誇りを持ちましょう。

思い出して見てください。きっと、売れなくて悩んだような時期があったのではないでしょうか。学校や会社で真似をされるような対象になるのって、羨ましがられるような人ですよね?

少なくともあなたは、パクった人からしたら尊敬の対象ということです。

こんな感じに前向きになって、自分は自分の新しい作品を創造するのみですよ

説明文を丸ごとコピー?大胆なパクリ作品はどうすればいい?

ちょっと別のテーマにはなりますが、作品もそうですが説明文のコピーという問題も少なからずあります。作品も類似、説明文も丸パクリであれば、事務局がほっとかないので流石に安心してください。

あとは説明文だけ同じだったとしたらという問題ですが、作品に比べて判断がしやすいところですので、運営が対処してくれるはずです。

「模倣が明らか」と判断できるかが基準になるので、説明文などのパクリはある程度解決に向かう場合が多いでしょう。

意識せずあなたもパクリと思われている?模倣かの判断は曖昧です

冒頭に触れたように、ハンドメイド作品の著作権ってかなり曖昧ですし、どうしても少なからず他の作品と似通ってしまうのは避けられないのが現実なんですよね。

この作りは完全オリジナルと言える形でない限り、もしかすると誰かにパクリだと問い詰められる可能性があります。

そういう場合にも今回の話を思い出して、直接大きく争うことはせず、穏便に対処していくようにしましょう。

ハンドメイド 作品を真似されても前に進むしかない

どんなに真似されようが、パクられようが、基本的には気にせず前に進むしかないんです。

ハンドメイドの業界の特徴として、ハンドメイドに興味を持って買うようになった人が、製作、販売と移っていくというのが、こういうトラブルを引き起こしやすくしてしまっているということは一理はあります。

作り手を増やせば増やすほど、売れる作品も多くなるというのが私の見立てなので、初心者の可愛いパクリはスルーしつつ、自らはひたすら自分らしい作品を作り続けるというのが最善策だというのが私の結論です。

ちなみにminneやCreema、メルカリなどの販売サイトはこの流れがよくも悪くも大きいので、知見が少ない人も多いです。そこで私はプラットフォーム(販売サイト)の要素を一部残しつつも、自分オリジナルの販売ページを作ることにしたんですね。

無料ハンドメイド作家オリジナルのネットショップ開業【BASE】

SNSからのリンクなどもオリジナルのHPの方に変えて、影響もあまり出さずにメインの販売をスムーズに移行できました。

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まとめ

大きなトラブルに発展させずに、最低限のことはした上で、いい商品を作り続けるということが大切だとおわかりいただけましたでしょうか。

あとさらに工夫できる点があるとすれば、販売経路を変えてみるというところをご紹介しました。

Store.jpやカラーミーショップなど様々な方法がありますが、私は元スマップの香取くんがイメージキャラクターのBASEを利用していて満足してます。

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では、素敵なハンドメイド作家ライフを。事前回避に特化した観点でも記事を書いているので、ぜひご覧ください。

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