ハンドメイド作家が開業届を出すメリットと出さないデメリット

ハンドメイド作家として初めて売れた！と思ってウキウキしていたのもつかの間。売上が徐々に上がってくると、税金が気になってきたりしますよね。

そして、確定申告は知っていたけど開業届が必要なの？！みたいな話もじわじわと浮き出てきますよね。

今回は、そんな方向けの記事です。

本記事を読むと、ご自身が開業届を出すべきか否かを判断できるようになります。

結論としては確定申告が必要なラインを越えている人であれば開業届は出すべきというのがわたしの主張なのですが、流れとして

• 開業届とは
• 開業届を出すメリット
• 開業届を出すデメリットはあるのか

をご紹介していきます。

3分程度で確認できる内容にしておりますので、お付き合いいただければと思います。

また、『いつ』開業届を出すべきかという観点については、以下の記事で解説しています。

関連記事：【簡単に完了します】ハンドメイド作家が開業届を出すべきタイミングと書き方

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自宅で開業！ネットショップだけでも開業届は必要です

まず大前提として、ハンドメイド作家として活動していくならば、開業届は実は必須なんです。厳密には、なので結局どこから？て話が気になるとは思うのですが、この前提は頭の片隅に留めておきましょう。

結局のところ結論としては、確定申告が必要なラインを越えているのであれば、確実に開業届を出した方がいいです。

その理由を解説していきます。

ちなみに確定申告が必要なラインとは、の記事で掲載したものの再掲ですが、以下の通りです。

関連記事：【簡単に完了します】ハンドメイド作家が開業届を出すべきタイミングと書き方

ハンドメイド作家が開業届を提出するのはメリットな理由

メリットは、細かく解説するとどんどん出てくるのですが、1番大きく気になるのはお金のところですよね？

冒頭に述べた通り、結論的には開業届は出した方が圧倒的に良いです。これはつまり、お金の面でかなりお得になるということです。

このお金というのが、『税金』ですね。さらにこれ、もう一段階ポイントがございまして、確定申告を『青色申告・複式簿記』にすることでメリットが教授できるようになります。

この青色申告には申請がいるのですが、上記の形式にするとハンドメイド作家としては大きく2点メリットがあります。

• 支払う税金が最大65万円税金が控除される
• 赤字を3年繰り越せる

単純に税金が安くなります。普通に、安くなります。これはわかり安くお得ですよね？あとは、新しい技術などに挑戦していくと、ある程度出費がかさんだりという時期もあるかもしれません。そんな時には経費にもよりますが赤字として申告することができる可能性もあるので、結果的に税金を少なくすることに繋がりますね。実際には赤字まではやらないにしても、色々な分野に挑戦していくのも、青色申告にしてしっかりと経費をつけていくと、ある程度税金の面では安心ということです。

青色申告にすると、使った経費などを帳簿としてしっかりと残さないといけないという『手間』のデメリットがあるとは言われてきたのですが、最近ではもはやこれはデメリットとへ言えないレベルになってきています。ここからは、その理由を解説しますね。

ハンドメイド作家が開業届を提出するデメリットはほぼない理由

青色申告の最も大きなデメリットとして、帳簿付けが面倒という説が昔から言われているのですが、最近は実はそんなことないという話です。

それはクラウド会計ソフトがどんどん進化してきており、基本的に自動で帳簿付けを終えることができるからです。

クラウド会計ソフトとは、クレジットカードや口座と連携してくれる家計簿アプリの事業版と言ったソフトで、日々の帳簿付けを自動化するだけでなく、そのまま確定申告書類の準備までしてくれてしまうソフトです。

どのクラウド会計ソフトも無料体験期間が設けられており、もちろん経費として落とせるので、まずはお試ししてみることがおすすめです。

関連記事：【初心者向け】売上いくらから税金？副業のハンドメイドでも確定申告は必要？

ちなみに、開業届のデメリットとして会社バレを気にされる方もいるようですが、開業届が原因でバレるということはまずないです。基本的に会社バレの原因は『住民税の額』や『他の社員からの噂』なので…住民税を会社から天引きされる特別徴収から、ご自身で支払う普通徴収に変えることでリスク管理ができます。(が、100%とはいえません)

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まとめ

いかがでしたでしょうか。お金の面で圧倒的に優遇されることになるため、開業届はすべきという話でした。それだけでなく、『開業届、青色申告、複式簿記』この三点セットで覚えておいていただけると幸いです。

では。

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