ハンドメイド作家にとってショップカード・名刺は大切だと聞いたけど、どうやって作ろう。作り方はわからないし、そもそも何を載せれば良いのかもわからない…本記事はまさにそんな方向けです。
ハンドメイド作家のショップカードに記載すべき内容から作り方まで、ステキな見本とともに解説していきます。
本記事を読めば、記載内容も作り方もイメージがついて、あとは実際に作るだけ…という状態になるはずです。
では、早速見ていきましょう。
ハンドメイド作家のショップカード・名刺に記載すべき内容【表面/裏面】
一覧化してまとめると、表面や裏面をどう使いこなすかはあなた次第ですが、必要な項目は以下のようになります。
- ブランド名(ショップ名/屋号など)
- 作家名
- ブランドロゴ
- ショップの世界観がわかるキャッチコピー
- ショップのURL
- SNSアカウント
- メールアドレス
- 販売委託先
ほとんどが、そう言われればそうですよね…という内容かと思うので、ポイントだけ補足いたしますね。
URLだらけにならないようにするコツ
URLはminne、クリーマ、Instagram…など、どれを載せればいいの?という悩みがよくあります。特に、色々なことに挑戦している方に多いお悩みですよね。
できるのであれば、URL自体をつらつら掲載するのは避けたいところです。それではどのURLを掲載すれば良いの?というところですが、
- 全てのハブになりうるURL
- 一番あなたのことがわかるURL
を掲載するようにしましょう。Instagramからのお客さんが多いならInstagram、BASEのフォロワーが多いならBASEといったイメージです。
これらがハブになれば良いのですが、そうもいかないときはありますよね。
そんな時は、ホームページを作りましょう。あなたのギャラリーのようなホームページを作れるのが最も良いですが、予算的にそうもいかないですよね。
そんな方にオススメなのが、あなたに関連するURLをひとまとめにしてくれるサービス『ポムミー』です。
ポムミーにひとまとめにする事で、URLを量産する必要もなく、かつ世界観を伝得ることが可能になります。
URLはQRコードとセットで表示しよう
これは意外と簡単なので是非忘れないでいただきたいのが、URLはQRで表示しましょうという事です。InstagramやTwitterのアカウントであれば、それほどストレスはありません。でも、その他のURLだと、入力するのはなかなか億劫じゃないですか?
だからこそ生きるのが、QRコードです。
実はQRコードを生成してくれるサービスは無料で結構ございまして、どれも簡単に一瞬で作ることができます。簡単すぎてオススメはどれというほどの差分もないのですが、私は普段、 QRのススメというサイトで QRコードを生成しています。
ちなみに QRコードを作ってショップカードや名刺に印刷しても、読み取れなければ意味ないですよね。
100枚印刷で読めなかった…といった悲劇を起こさないために、実際に印刷するサイズ感で読み取れるかはしっかり試しましょう。
自宅のプリンターやコンビニなどで、小さく QRコードを印刷してみて試してみるのはもはや必須です。
イメージが湧く!ハンドメイド作家のショップカード・名刺サンプル4選
ショップカード・名刺の記載内容とポイントがわかっても、では実際にどのようなデザインにしようか…というのは悩みますよね。
ここからは、サンプル、というよりは実際の作家さんのショップカード・名刺をご紹介します。ご自身の作風や世界観をイメージしながら、参考になさってください。
デザイン面での迷いがない方は、次の実際の作り方に進んでください。
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情報量を少なめにシンプルに、ショップURLを羅列してもごちゃごちゃしておらず良い感じです。QRコードがInstagramなので、Instagramがハブとなって日々運営していくメディアの場合は良い例です。
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縦型のスタイルを採用して、主要なSNSとショップURLを、それぞれQRコードで表示をしているタイプです。多少好みは分かれるかとは思うのですが、私はまとまっていて割と好きです。
私の経験上、QRコードのサイズはもっともっと小さくても読み取り可能なので、色々試してデザインとのバランスをこだわってみると良いかもしれません。
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角丸で柔らかい雰囲気が好きで、ご紹介です。裏面に(よく見えませんが)ブランドを紹介するような長めのメッセージが入っているタイプです。
URLはQRでないところがワンクッション手間を取らせてしましますが、メッセージでしっかりとお客様の心を鷲掴みできれば問題ございません。
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キャラ立ちしている、というのもなかなかの強みになります。例えばハンドメイドマルシェ横浜のように大きなイベントで色々な作家さんの名刺をもらった時、帰って整理すると・・・
もう誰が誰だかわからない・・・お客さんの立場で、そんな風になったことありませんか?
残念ながら、いいなと思っても今回は買わない・・・となった時、後から作家を思い出せないなんてことよくある話なのです。
「キャラクター」自体を出すのが一番シンプルではありますが、名刺やお店の雰囲気で、〇〇といえばアナタ!となるくらいのブランド・名刺にできると良いですよ。
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最後にご紹介するこちらの作家さんの名刺が、QRコードも、メッセージもうまく入れ込んだ素敵な名刺です。
作品自体の写真もうまく入れているので、覚えられやすいし忘れても思い出してくれそうですよね。
いかがでしたでしょうか。だんだんとご自身の名刺・ショップカードがイメージできてきたでしょうか。
最後に、ハンドメイド作家のショップカード・名刺を簡単に作る方法をご紹介します。
ハンドメイド作家のショップカード・名刺を簡単に作る方法
ショップカードも名刺も、作り方としては同様です。作り方は、ざっくりと仕分けしての以下の4パターンがあります。
- テンプレートから選ぶ
- テンプレートをカスタムして作る
- 自分でデザインから作る
- デザインを作ってもらう
1ではちょっとダサそう…3も、デザイナーとして活動できるレベルでないと、結局オシャレ感を実現するには難しいですよね。
つまり、多くの方は、2か4の二択になります。結論から言うと私としては2のテンプレートをカスタムして作るが、最もオススメですす。
なぜなら、テンプレートはありつつ、自由度高くカスタムが可能なサイトがあるからです。
名刺・ショップカードを作れるサイトを多く調べたところ、ネットでよくオススメされているサイトは以下の3つ。
- ビスタプリント
- ラクスル
- whoo
正直どれを利用しても問題ないのですが、個人的にオススメなのはビスタプリント。試しに3つのサイトを触ってみていただきたいのですが、自由度の高さと使いやすさがビスタプリントの良さですね。
テンプレートそのままで良い!楽したい!という方であれば正直どれでも良いのですが、ショップカード・名刺はあなたの顔です。
できる限り、オリジナリティはあげるべきなのです。
ちなみにビスタプリントでは、台紙に使えるデザインも簡単に作れるので、管理を一括することができます。作成のシミュレーションまでは登録不要で試すことができますので、是非触って判断してみてください。
オリジナリティを求したいハンドメイド作家さんには『ココナラ』がオススメな理由
最後にどうしても4のパターン、つまりデザインから作って欲しい場合の方法もご紹介します。
デザイナーなんて知らないし…と思って、迷いますよね。いわゆるクラウドワークスやランサーズのクラウドソーシングだと、スキルや相手の顔が見えにくく依頼しにくいということもありますよね。
そこでおすすめなのが、ココナラというサービスです。
ココナラは、ハンドメイド販売サイトのように誰でも自分の得意を得ることができるサービスです。ロゴ作成や名刺デザイン作成を商品として出品している方が多くいらっしゃるので、そこから自分のイメージに合うテイストのデザイナーさんを選ぶとしましょう。
minneなどと同じで実績豊富な方や駆け出しの方など幅広くいらっしゃるので、ご予算や質とのバランスで選ぶようにすると良いですよ。
特に安い方で勉強中のような方だとなんと1000円くらいから受けてくれるような方までいらっしゃいます。
ちなみにこの場合も印刷自体はビスタプリントで行えます。
ビスタプリントでは、完全オリジナルデータを入稿することでも印刷ができるからです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ステキなショップカード・名刺を作ることは自己満ではなく、お客様へのブランディングです。
そして、チャンスを掴む重要なツールなのです。
是非納得のいくショップカード・名刺を用意して、ステキなハンドメイドライフを。
では。