ハンドメイド販売での売上が上がってきて、確定申告はわかったけど住民税申告ってなに?って言う方は多いかと思います。
本記事はまさにそんな方向けに、ハンドメイド作家が行うべきは確定申告なのか住民税申告なのか?という判断基準を解説した上で、住民税申告の方法についてもご紹介します。
では、早速見ていきましょう。
ハンドメイド作家が行うのは確定申告?住民税申告はいるの?
結論から言うと、
- 確定申告をする必要がない
- 売上規模売上がすこしでもある
こんな人が住民税申告の対象です。
住民税の額はどのように決まるかと言うと、『所得』で決まります。
つまり確定申告を行えば、住民税を決めるために必要な情報は含まれてるんですね。だから、住民税申告は個別に行う必要はないのです。
住民税申告は所得の範囲で決まります。つまり会社員などで自動的に伝わっている所得のほかに所得がある場合には、それが少額であろうと住民税申告する必要はあるといこです。
ただし所得がある一定の範囲で税率が決まる場合が多い(自治体ごとなので…)ので、確定申告がいらな少額の売上であれば、ほとんど住民税は変わらないんじゃないかな、というの印象です。
ハンドメイド作家が確定申告が必要かどうかの基準は?
では『確定申告が必要な基準』とは?というのが次の疑問ですよね。これに関しては で詳しく解説しているので、要約された表だけ引用しますね。詳しく知りたい方は記事を読んでみてください。
関連記事:【初心者向け】売上金額いくらから税金?副業のハンドメイドでも確定申告は必要?
どんな作家?(他の給与所得の有無) | ハンドメイド作家の所得 | 確定申告 |
副業ハンドメイド作家(あり) | 20万円以下 | 不要 |
副業ハンドメイド作家(あり) | 20万円を超える | 必要 |
専業ハンドメイド作家(なし) | 38万円以下 | 不要 |
専業ハンドメイド作家(なし) | 38万円を超える | 必要 |
確定申告が必要かどうかは、売上ではなく、所得で決まります。即わからなくても、落ち着いて計算しましょう。
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関連記事:税金と向き合いたくないフリーランスのための会計ソフト比較まとめ!
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確定申告が不要でも必要な住民税申告の方法
住民税申告は、地方自治体に向けて行う手続きです。住民税は、地方自治体に対して支払うものですからね。
なので市役所や市税事務所などに、住民税申告書を提出することになります。これが、住民税申告です。提出場所は自治体によるので、必ずホームページなどでご参照ください。
また、提出に必要な『住民税申告書』ですが、自治体ホームページからダウンロードができるはずです。もしできない場合は、直接役所にいって受け取りましょう。
住民税申告書に記載してただ提出するのであれば楽そうなのですが、実はもう少し面倒ですね。人により必要不要は変わってくるのですが、合わせて提出が必要な書類は、以下のようなものがあります。
- 収支内訳書(ハンドメイドの売上など)
- 源泉徴収票/給与支払者の支払証明書
- 医療費/生命保険料などの控除証明書
- 印鑑
住民税申告の期間は、確定申告と同様の2/16〜3/15です。確定申告ほどの手間はございませんが、準備しておくに越したことはございません。
直接どの書類が自分に必要なのかは、事前に窓口で確認しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。馴染みのない住民税申告ですが、みなさまの理解が深まったのならば幸いです。
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では。